2013/08/04

主日礼拝「伝えられた福音」

礼拝メッセージ 「伝えられた福音」 コロサイ人への手紙1章5~8節

長谷川和雄師




「福音」は、「勝利の知らせ」を意味していましたが、「喜ばしい良い知らせ、よき訪れ、等」を意味するようになりました。それは、嘘、偽物、空論や推論、哲学ではありません。神が下さった福音は、真理に裏付けられ、感情が伴い、「救い主による、悔い改めて罪から救われること、刑罰からの解放の知らせ」です(マルコ1:14-15)。しかし、すべての人が福音を受け入れるとは限りません。どうしたら真理の福音を受け入れ、実を豊かに結ぶことが出来るのでしょう。

.真理の福音・・・1)真理の福音。それはいつまでも変わらず、誰に対してもよき訪れとなり、人を生まれ変わらせます。真理の福音と異なることは、み言葉より人の言葉を重んじること、聖霊のみが強調され、主の十字架を軽んじること、神との個人的交わりがなく、間違った自由に生きることです。2)真理とは神の正しさに伴う正しい考え方や知識であり、正しい道理です。キリストによる神の啓示であり、それは、罪から贖われ、救われ、罪が赦されることです。真理の源は、神ご自身と神の言葉です。教会の正しい教え(Iテモテ3:15)、霊的洞察です(Iテモテ2:4)聖霊はその働きを継続します(コロサイ1:5)3)現代において現代文化(成果主義、カウンセリング、神秘主義、自己中心など) が入り込み、人々はロマンチックで外見が正しく、歴史的に正しいものを求め、質より量、奇跡的なこと、自分が高められ、益を得ることを求めています。また、優秀な人が崇められ、感情の高まりを求めすぎるので、神の言葉を軽く見て、教会から離れてしまいます。単なる教えでなく、キリストの言葉や人格のみを仰ぎましょう(ヨハネ14:616:1317:17)。十字架の福音を信じる者は、罪からの救いの恵みに与ることができることこそ、私たちに伝えられた真理の福音です。

.恵みの福音・・・1)主が求めておられることは、悔い改めて福音を信じることです(マルコ1:15)。悔い改めとは、弱く罪深いありのままの自分を素直に認め、神の前に告白し(Iヨハネ1:9)、神に拠り頼まなかったことを改め、真の神のもとに戻り、神に拠り頼み、同じ罪を二度と繰り返したくないと心から神に願い、すべてのことを最善に成して下さり、すべての罪をきよめ続けて下さる主に拠り頼み、罪の償いがあれば償い、信仰によって、み言葉に生きることです(ヘブル4:2)2)悔い改めから逃げていたら、いつまでも真理の福音の実を結ばず、周りの人々にも実が結ばれません。主にあって心から悔い改め、主を信じ拠り頼み、父なる神の愛に満たされ、互いに真心から愛し合う者へと変えていただきましょう。
.実を結び成長する福音・・・1)自分の力で「愛そう、喜ぼう」としても、世にある実しか実りません。自分で人の物まねをし、努力し、尽くし、親切にし、優しくし、謙遜深く、控えめに、賢そうに発言するなら、権力、財力、成功、名声を得ることができるでしょう。しかし、化けの皮が剥がされる時が来ます(詩篇31:2437:9、イザヤ40:31)。真理の福音を聞いた時から、しっかりと主につながり、世から聖別されるなら(ヨハネ15:1-8)、主が御霊の実を豊かに結ばせて下さいます(ガラテヤ5:22-23)。2)主が結ばせて下さる実は、どのような状況におかれても、罪の赦しの確信を与え、その信仰は、義認、新生、聖化へと成長し続け、強められてゆきます。伝えられたキリストの福音に相応しい生活をし、主にあって豊かな実を結ばせていただきましょう(ピリピ1:27-28)

8/11 会衆賛美の様子
教会の各活動


午後は教会役員会が行われました。

今週~来週の予定


■婦人祈祷会 火曜日(6日)10:30~


※8月末まで夏季休会です

■聖書研究祈祷会 水曜日(7日)19:30~


※8月7日と14日は休会です

■主日礼拝 来週日曜日(11日)10:30~


招詞:詩篇27篇8節
交読文:1 詩篇1章
聖書:コロサイ書1章9~12節
題:聖徒のための祈り
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:22、300、384