2014/04/20

イースター礼拝「主は今も生きておられます」

礼拝メッセージ 「主は今も生きておられます」 マタイによる福音書28章1~20節

長谷川和雄師

 

婦人会の特別賛美
イースターおめでとうございます。復活を信じた人々の歩みを学びましょう。
1) 復活の史実。ニコデモたちによる埋葬を見届けたマリヤたちとサロメは死体を飾る準備をし、ヨハンナも加わり日曜の朝、墓に行きました。天使が墓の前の石を転がし、主の復活を宣言します。女たちが弟子に報告し、ペテロとヨハネとマグダラのマリヤが空の墓を見ます。失望のマリヤに主が現れます。エマオ途上の弟子たちに現れ、エルサレムに戻りペテロたちにも現れた事を知ります。そこに主が現れ魚を食べ、不信仰なトマスにも現れます。漁の最中ペテロたちに現れ、共にパンと魚を食べます。一切の権威を受けた主が、牧会命令と大宣教命令をした後エルサレムに戻り、オリブ山で聖霊の賜物を約束し、祝福し天に昇りました。主は40日の間、色々な所で、5百人以上の人々に現れました。
2) 天使の出現は、主の誕生、宣教開始、十字架直前、復活、昇天の時であり、預言と主の予告の成就の証です。兵士が弟子たちの死体の盗みに気付かないはずがありません。議員たちは嘘を伝えさせました。人間は復活を信じられず、信じたくないのです。主の復活は神のみの御業であり、生き返りや幽霊ではなく、主の死体と魂が、世の法則に縛られない霊的な身体に化して、永遠に生き続けます。また、主の十字架の死は私の罪のためと信じる者の罪の赦しの保証であり、罪の刑罰が肉体の死で終らず、主のように復活する希望と喜びです。不信仰で疑い深い人々に惑わされず、復活を信じる者の行動を学びましょう。

Ⅰ.復活の事実に大きな喜び。
主を愛するマグダラのマリヤたちは深い悲しみと同時に、大きな墓石や番兵に不安でしたが、地震によって墓石は取り除けられ、白い衣を着た天使は恐れる彼女たちに、主の復活の事実を弟子たちに伝えることを命じました。番兵たちは天使を恐れていました。彼女たちは復活の主を見ませんでしたが、聖書に書いてある通り、主のお話しに偽りはなかったこと、御使いの言葉を信じ、彼女たちは喜びました。主の復活は、私たちの罪の赦しと復活の保証は喜びです。彼女たちは見ないで聞いて信じ喜んだのです。私たちも、主の復活を見ていませんがみ言葉を信じ、喜んでいます。それは、単なる狂信ではなく、生きておられる主を信じ、主のみ言葉を信じる信仰です。見ないで信じる者は幸いです。

Ⅱ.墓を離れる。
1) 墓は過去の記憶がある記念碑です。キリスト者は過去の思いから立ち去り、前に向かって進み過去へ訣別しましょう(Ⅱコリント5:17)。
2) 墓は死の象徴です。しかし、主は死に打ち勝ちました。私たちにも死への勝利を与えて下さいました(Iコリント15章)。死の恐れ、恐怖から訣別し、永遠の希望に向かって歩みだすのがイースターです。
3) 偽善の喜びでは、絶望の中にあり本当の喜びの生涯を送れません。主を信じる者は、主の再臨の時に、栄化された体で復活します。主の復活を知った彼女たちがすぐに墓から立ち去ったように、人の考えや常識、体験や理性などで復活を信じない者にならないで、私たちも復活の主を信じて、絶望から解放していただきましょう。

Ⅲ.喜びを人々に伝える。
1) 主は完全に死なれて復活し、今も生きておられ、私たちと共に歩み、み言葉によって慰め、励まし、導きます。主に出会う人は、み言葉に従って行動する人です。主は過去の方でなく、今も生きておられます。
2) 主の復活の証人として、喜びをもって伝えましょう。主は一切の権威を与えられ、世の終わりまで私たちと共に歩まれます(マタイ28:20)。日々主の臨在を持ち運ぶ者とされ、み言葉による確信が与えられ、主は復活し今も生きておられることを人々に伝えましょう。世の苦しみ、困難、悩み、試練の中で、主と共に勝利の歩ませていただきましょう。



教会の各活動

CSイースター昼食会


午後は、CS昼食会(鴨川河畔)と壮年会(墓地清掃)が行われました。

今週~来週の予定

 

○婦人祈祷会 火曜日(22日)10:30~


聖書:ヨハネによる福音書1章7節
題:あかしのために来た
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:257、448


○聖書研究祈祷会 水曜日(23日)19:30~


聖書:マルコによる福音書8章22-30節
題:あなたこそキリストです 説教者:長谷川和雄師
新聖歌:21、207、275


○召天者合同記念礼拝 来週日曜日(27日)10:30~


招詞:マタイによる福音書11章28-30節
交読文:14 詩篇37篇
聖書:ルカによる福音書16章19-31節
題:金持ちとラザロ
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:22、463、243