礼拝メッセージ「神人相互の内住」ヨハネの第一の手紙4章13~16節
長谷川和雄師
成人祝福祈祷(代理)の様子 |
Ⅰ. 神の臨在に生きる…
- 「ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである」(マタイ18:20)。主の名によって集まる所が、キリストの体なる教会であり、そこに主が共に居られるのです。そうでなければ信仰は頭の問題で、抽象的になります。また、主の臨在が異なった霊ならば、人間的な愛が尊ばれ、好き嫌いによる交わりが支配してしまいます。
- 聖霊はみ言葉が語られ、証しされるところにあり、主を信じる者の中に働きます。しかしその集まりに人間的なものが支配的になると、主の臨在や、み言葉に生きること、信仰告白や賛美や祈りが、人を意識し神への心が弱くなります。だから、主の贖いの恵みにしっかりと生き、聖霊に支配されていないと、人間的なことが教会内部に入り、人間的な愛や好き嫌いや善悪が支配します。
- 神の愛による兄弟愛は、主を救い主として信じる者が頂く愛から生まれます。主を救い主と信じた者の中に、神の命である聖霊による愛が与えられるのです。「天にまし」、人間を超えた偉大なお方が、私たちの内に住むのです。
- 主の内住、主の臨在の条件は、主を救い主として受け入れ、罪を赦され、聖化されることです。罪が完全に赦され、聖化されているので、聖い神が内住できるのです。
Ⅱ. 神の愛に生きる…
- 暗い事件が続き、対策、解説が繁盛していますが、悲しいことに対し涙する感性を失っています。それを回復するために、罪を強く自覚し、罪の問題を解決し、神と親しく交わり、聖霊に満たされましょう。
- 罪赦された者の使命は、隣人愛をもって神による罪の赦しを告げることです。罪の赦しによって互いは結び合わされ、神の愛に生かされます。罪の赦しなくして、神の愛をもって愛せません。
- 教会は罪人の集まりですが、聖書によって人間の罪が最もあらわになる所です。しかし、罪を赦し合うことによって教会の交わりが成立します。これが教会の交わりです。神の愛があるところに罪の赦しがあります。赦しがあるので心を開いて愛し合えるのです。
- 神の愛を信じることは、下から上に向かう人間的な愛ではなく、人格によって神の愛を知ります。そして、神への愛、隣人愛に生きる者とされ、神に留まり、神もその人に居られるのです。神の愛は上から下に下る赦しの愛です。罪の赦しは、主との個人的で、人格的な関係によって信仰が与えられます。互いに愛し合うために、神の愛を神に頼り祈り求めましょう。赦し合うために、神によって赦す心を祈り求めましょう。頭で理解し、自分の力や、人に頼らず、神を信じ、頼り、賭けて、自己主張せず、一生懸命に神への信仰と愛を求め続ける者に、神は信仰と愛を与え、教会が信仰と愛に溢れ、赦しに満ちた所とされるのです。
教会の各活動
今週~来週の予定
○婦人祈祷会 火曜日(1月12日)10:30~12:00
聖書:詩篇5篇8節
題:あなたの義をもって
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:191、390
○聖書研究祈祷会 水曜日(1月13日)19:30~21:00
聖書:2ペテロ書3章9節
題:魂を救いに導くために
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:265、190、272
○主日歓迎礼拝 来週日曜日(1月17日)10:30~12:00
招詞:申命記6章4-5節
交読文:1 詩篇1篇
聖書:マタイによる福音書6章31-33節
題:まず神の国と神の義
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:18、166、291