礼拝メッセージ「新しく造られた者」コリント人への第二の手紙5章15~21節
長谷川ひさい師
Ⅰ.生きる目的が新しくなる
- 主のために生きる。「生きている者がもはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえったかたのために、生きる」(15)。自分のために生きる自己中心の生活から、主のために生きるイエス様中心の生活に変えられます。
- ある方が、主を信じるまでは自分のことしか考えない生活をしていました。自分の得するための生活は、幸せそうに見えても心の中はわびしいものでした。しかし、今は違います。主のために生きることが喜びとなり、他の人の救いのために祈り労することが喜びとなりましたと証ししています。
- パウロは主の復活を信じられませんでしたが、復活の主に声をかけられ、主に出会い、今まで自分がしてきたことはどんなにひどいことであり、自己満足のためでしかないことを知らされ、主のために生きる生活に変えられたのです。
Ⅱ. 価値観が新しくなる
主を知ることが最高です。「世間の評判や、外見の良し悪しで、クリスチャンを評価するのはやめなさい。以前、私は、その誤った考え方で、キリスト様のことを、単に自分と同じ人間とみなしていました。しかし今では、その考えは一変しました」(16・リビングB)。主を知るまでのパウロは、この世の知識や学歴、血筋や地位などに最大の価値を認めていました。ところが、主のすばらしさを知ってからは、今まで価値があると思い込んでいたものが、何もかもみなつまらないものへと価値観が変えられました。「主であるキリスト・イエスを知っているという、途方もなくすばらしい特権と比べれば、ほかのものはみな、色あせて見えるのです。私は、キリスト様以外のものは、がらくた同然にみなし、全部捨ててしまいました。それは、キリスト様を自分のものとするためであり、また、もはや、良い人間になろうとか、おきてに従って救われようとか考えるのはやめて、ただキリスト様を信じることによって救われ、キリスト様と結ばれるためです。神様が、私たちを正しい者と認めてくださるのは、信仰―ただキリスト様だけに頼ること―を持っているかどうかで、決まるからです」(ピリピ3:8-9・リビングB)。
Ⅲ.神との関係が新しくなる
- 神との和解が成立した(18)。救われる以前の私たちは、神に対して不敬虔な罪人であり、神に敵対する者でした(ローマ8:7)。そんな者のために主は十字架の上で「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(ルカ23:34)と執り成し、いのちを投げ出し贖い、その贖いのみ業を信じる者は神との和解が成立するのです(ローマ5:1)。また、罪の代償は主ご自身の血潮によって全て解決され、神との交わりが回復し、何でも自由に祈れるのです。
- 神の子とされました。「受け入れた人はみな、この方から、神の子供となる特権をいただきました」(ヨハネ1:12・リビングB)。
Ⅳ.主とつながることによる新生
人は生まれ変わりたいと願っても変われません。渋柿が甘い実を実らせるには甘柿に渋柿の木を接木するほかないように、私たち人間も渋く苦い、罪の実しか結べない者が、主につながることによって喜びと賛美の甘い実を結ぶように成れるのです。主の十字架の傷口に、私たちの悔い改める心で結ばれる時、主の復活の力が内側から働き、全く新しい実を結ぶ者に変えられるのです。主にしっかりつながれましょう。
教会の各活動
午後は、教会役員会が行われました。
今週~来週の予定
○婦人祈祷会 火曜日(4月12日)10:30~12:00
聖書:マタイによる福音書18章33節
題:あわれみ
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:190、356
○聖書研究祈祷会 水曜日(4月13日)19:30~21:00
聖書:エゼキエル書37章7-10節
題:リバイバル
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:195,276,419
○主日礼拝 来週日曜日(4月17日)10:30~12:00
招詞:ヘブル書4章14-16節
交読文:21 詩篇62篇
聖書:1テサロニケ書1章1-3節
題:信仰と愛と希望に生きる
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:9、358、465